毎年のことではありますが、教員の皆さまは年度末に近づき、次の年度のシラバス作成やら、学位論文審査やら、今年度を終わらせつつ、次年度を始める準備がそれにかぶさってきて、忙しくされていることと存じます。日本って年末と年度末と2つあるので、12月から3月までいろんな意味で佳境になりますね。そんななかですが、本年もよろしくお願いします。
さて、この連載の干支シリーズも3回目となりました。2023年のうさぎ、2024年の龍に引き続き、今年は編集の S さんに言われたわけではないけど、2025年の干支である「蛇」について、一年が始まる1月のテーマにして書いてみようと思います。
十二支と干支はなぜあるの?
暦は陽や月の動きから季節の変化を予測するための道具であるといえます。予測することにより、社会活動の調整をしたり、お祭りの時期が決まったりしてきました。人類が月や火星で暮らすようになったら、月の暦や火星の暦が生まれるんでしょうね。人工衛星の暦は地球時間で区切られているのでしょうけど。
年度という一年の暦により、学期が決まり、教員の仕事はやることの大筋が決まります。なので、来年の今頃もたぶん、院生の指導やシラバスの作成などで全力疾走をしていることでしょう。毎年反省するんですが、なぜこうなることがわかっているのに、前もって準備しておかないのか、なぜ毎年毎年同じような修羅場になってしまうのか、それはひとえにカピバラの時間管理のまずさもあるんですけど、もう一つの要因として、教員からすると毎年繰り返すこれらのイベント(学位論文審査、成績評価、修了判定などなど)が、大部分の学生さんにとっては初体験である、というのもありますよね。教員のほうは繰り返す季節の風物詩、でも学生にとっては初めての論文提出、などなど。





