本連載 書籍版のご案内
この連載を再構成した電子書籍『カピバラ教授のアディショナルタイム ~正解は知らない。でも、ピッチに立つ。』が、2026年9月28日に刊行となりました。医書.jpで好評発売中です。ぜひご覧ください!
この連載も35回目となりまして、3年間ほぼ毎月のように4,000字近くをつらつら書いてきたカピバラ。振り返るといろんなことがありました。アディショナルタイムもそろそろ終わり、試合終了の笛が吹かれる時間となりました。
読者の皆さまにおかれましては、3年間にわたってこのエッセイにお付き合いいただきまして本当にありがとうございました。学会などで、「読んでます」「楽しみにしています」、時には「刺さりました―」と声をかけてくださることで書き続けることができたと思います。
今回でアディショナルタイムは終了とさせていただき、しばしの休息をいただきます。そんなラストのテーマはまさしく、“終わり”についてです。ぜひお付き合いください。
サッカーの試合が終わる時
サッカーの試合が終わる時、ピーーーっと長い笛が鳴ります。審判によってはピッピッピーと吹くこともあります。どちらにせよ、笛が鳴ったら試合終了です。
長いリーグ戦を戦い抜いての最終試合では、サポーターも選手もこの笛でその年のシーズンの終わりを実感し、達成感やら後悔やら、いろんな気持ちがあふれ出る瞬間です。そしてそのあとチームの解散式があり、次のシーズンに向かって、ストーブリーグが始まります。もともとストーブリーグとは野球の言葉(オフシーズン中の寒い時期に炉辺で野球談議をすることに由来するみたい*)ですけど、日本では普通にサッカーでも使われています。移籍市場が開き、チームの再構築が始まるのです。契約更改する選手、海外移籍する選手、契約満了でクラブを去る選手など悲喜こもごも。サポーターも自分の推し選手の動向が気になってしかたありません。補強のための新戦力の獲得も行われます。GM(ゼネラルマネジャー)のチームマネジメントの腕の見せどころ。大物選手や即戦力としてベテランを獲得したり、将来を見据えて若手選手を獲得したり、レンタル選手をそのまま買い取ったり、若手の修行のためにレンタルに出したり、とオフシーズンも話題に事欠きません。





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