皆さん、残暑お見舞い申し上げます。台風10号の接近・上陸というニュースに緊張を感じますが、いかがお過ごしでしょうか?
前回の原稿の最後に、「読者の皆さまから、『じゃあ、どうやって身体拘束縮小すんねん』と盛大な突っ込みが聞こえてくるような気がします」と書きましたけど、実際読者の皆さまはどう思われたでしょう。そして「身体拘束縮小戦略の組み立て方のヒントについては、次回書いてみたいと思います」と大きく出たカピバラ。このような予告は次回原稿を書き上げてからするものだという教訓を得ました。だって、あっという間にお盆休みも終わり、はっと気づけば新学期もすぐそこ。なのにカピバラこの原稿の執筆にいそしんでいるでござる。
身体拘束の定義と弊害は介護施設でも病院でも同じ
身体拘束縮小は、組織一丸となり、本人・家族・施設での共通意識の醸成とともに、身体拘束を必要としないケアを実現し、常に代替方法を考える。これが身体拘束縮小のための方針です1)、と締めくくった前回でしたね。この方針は、『介護施設・事業所における身体拘束廃止・防止の手引き』から引用していますが、これをそのまま病院に使えるのか? という疑問をおもちになる読者も多いと思います。しかし身体拘束の定義「本人の行動の自由を制限すること」は介護施設でも病院でも変わりませんし、身体拘束にあたる行為も介護施設でも病院でも違いはありません。そして身体拘束がもたらす弊害も介護施設と病院で同じです。




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