本連載 書籍版のご案内
この連載を再構成した電子書籍『カピバラ教授のアディショナルタイム ~正解は知らない。でも、ピッチに立つ。』が、2026年9月28日に刊行となりました。医書.jpで好評発売中です。ぜひご覧ください!
教育現場の皆様におかれましては、1年生を迎え授業も軌道に乗ってきたことと思います。また実践家の皆様は新人看護師のメンタル不調を気にしつつも、それを尻目に当人たちはぐんぐん成長する様子にほっとする時期でもありますね。カピバラのところでも1年生 IPE がスタートしています。対面授業で睡魔に負けてしまう学生さんを見るのも久々で、なんだか懐かしい光景です。安心して眠ってる学生がいとおしい気持ちっていうんですか。学生は基本的に、「隙を見つけては眠る」「授業で言っていることの1割も聞いていない」。これはカピバラの学生に対する教員としてのステレオタイプな見方でござる。というわけで今回はちょっとステレオタイプについて考えてみます。
誰にも「ものの見方」というものはある
第5回、第10回でも少し触れていますが、医療者になろうとしてそのお勉強をしたいと思う学生は、多くの場合、高校生の時に進路を選択します(そうじゃない人ももちろんいます)。いろんな背景、理由で〇〇(医療系職種名)になりたいな、と思ってくれて選んでくれる。大学教員はその選択には直接的に関与しにくい。できるのは模擬講義とか進路説明会で感じ良くお伝えすることくらい。あ、ノーベル賞クラスの研究者とかだと社会的影響も大きいかもしれないですね。
最近は親が医療者で、すごくなじみがあったという理由で医療者を選ぶ学生も多く、またそうでなくてもしらべ学習で自分が選択した職業をすごくリサーチしてくるので、1年生さんたちはすでに何らかの社会的な影響を受けたものの見方(多くの場合ポジティブな)をもって当該学部に入学してくる。何かしらのモチベーションがあるから選んでくれるし、頑張って受験勉強もするんですね。





