この連載は2026年7月24日にPHP研究所より『やさしくておそろしい 法哲学講義 生命の価値はみな等しいのか』として刊行されました。ぜひご覧ください。

前回は、正義の最広義である形式的正義とその外側との境界を見てきたが、今回からは、正義の内側に潜って、その下位区分を見ていきたい(図1参照)。まずは、下位区分とはいえ大きなかたまりである、実質的正義と手続的正義の違いを取り上げたい。


2024.08.29川瀬 貴之(千葉大学大学院社会科学研究院 教授)
この連載は2026年7月24日にPHP研究所より『やさしくておそろしい 法哲学講義 生命の価値はみな等しいのか』として刊行されました。ぜひご覧ください。

前回は、正義の最広義である形式的正義とその外側との境界を見てきたが、今回からは、正義の内側に潜って、その下位区分を見ていきたい(図1参照)。まずは、下位区分とはいえ大きなかたまりである、実質的正義と手続的正義の違いを取り上げたい。


千葉大学大学院社会科学研究院 教授
かわせ・たかゆき/1982年生まれ。専門は、法哲学。京都大学法学部卒業、同大学院法学研究科法政理論専攻博士後期課程修了。博士(法学)。千葉大学医学部附属病院講師などを経て、2022年10月より現職。好きなことは、旅行、娘と遊ぶこと、講義。耽美的な文学・マンガ・音楽・絵画が大好きです。好きな言葉は、自己鍛錬、挑戦。縁の下の力持ちになることが理想。
正しさとは何か。生きるとはどういうことなのか。法哲学者である著者が、「生と死」や「生命倫理」といった看護にとって身近なテーマについて法哲学の視点から思索をめぐらし、人間の本質に迫ります。
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