本連載 書籍版のご案内
この連載を再構成した電子書籍『カピバラ教授のアディショナルタイム ~正解は知らない。でも、ピッチに立つ。』が、2026年9月28日に刊行となりました。医書.jpで好評発売中です。ぜひご覧ください!
いよいよ梅雨に入りましたが、パリオリンピックに向けていろいろな競技で準備が進んでいるようですね。あと少しで夏休み、皆さんお楽しみの準備計画の進捗状況はいかがですか? ところでカピバラは、認定看護管理者の研修でサービスの質管理などを担当する機会をいただき、「質」「quality」ってなんじゃい、ということを考えることが多くありました。今回は「医療の質」ということを考えてみたいと思います。
アスリートの自己ベスト
とある水泳選手のインタビュー動画をぼんやり見ていたら、「自己ベストとは、過去の自分が出した記録なので、常にそれを超えるパフォーマンスを出そうと思っている。過去の自分を超えることが今目指すこと」であるという主旨のことを話していました。トップアスリート、それも世界でメダルを狙う位置にいる選手は、他の選手との闘いというよりも、自分との闘いとなるのね、と感じ入ったカピバラでござる。
ひるがえって、これまでの(人生ならぬ)カピバラ生を振り返ると、超えるべき「公認過去のカピバラベスト記録」というものはもちろんなく、むしろ、山あり谷あり砂漠ありの仕事人生、アカデミア的なところで生きてるだけでまるもうけ、カピバラ教授連載なんていうこともさせてもらえているのは、ありがたや、の一言に尽きます。ですけど、特別なサムシングがあるわけではない不肖カピバラにも、あともう少しにじり寄りたいことはあるでござる。


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