この連載は2026年7月24日にPHP研究所より『やさしくておそろしい 法哲学講義 生命の価値はみな等しいのか』として刊行されました。ぜひご覧ください。

さて、第10回までは、自律について論じてきましたが、私の専門である法哲学や、私の個人的趣味に引き寄せた 話題ばかりで、少し面食らった方も多かったと思います。
そこで、自律に関するお話が、ひと段落したので、今回は、奇をてらったたとえ話や、ややこしい言い回しはやめにして、看護の実践の現場で、自律の価値を尊重するために、みなさんにとって重要であるだろうと私が思っていることを、私自身の大学病院での経験も踏まえて、率直に、飾らない言葉で話したいと思います。





