『看護学テキストNiCE国際看護（改訂第2版）』（発行：南江堂）が12月初旬に発売となります。
　本書は国際看護を長く実践・研究してきた執筆者たちによる教科書の第２版です。
途上国をはじめとした外国の人々、日本に住む・訪れる外国人、海外に住む・渡航する日本人を国際看護の対象者として解説しています。
　「総論」と「各論」の２部構成となっており、「総論」では国際看護の基盤となる考え方や知識を、「各論」では実際の活動例を通してさまざまな場・領域における国際看護について学びます。

改訂のポイント

• 激増する訪日外国人・在日外国人への看護、増加する外国人看護師との協働についての解説を充実させました。

• 新型コロナウイルス感染症のパンデミックなど、初版刊行以来の国際情勢を踏まえ、記述を全面的に見直し、情報や統計数値を刷新しました。

• 異文化看護の実際、病院での外国人患者への看護・外国人労働者の健康管理などの実際の事例を充実させ、より理解が深まるように努めました。

• 世界の健康課題に取り組む機関を１つの章にまとめるなど、内容を整理して学習の意図が明確になるようにしました。