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2025.12.15

『看護学テキストNiCE 母性看護学Ⅰ 概論・ライフサイクル(改訂第4版)』、『母性看護学II マタニティサイクル[Web動画付](改訂第4版)』刊行のご案内

母性看護学Ⅰ 概論・ライフサイクル(改訂第4版)

編集 齋藤いずみ 神戸大学名誉教授/長谷川ともみ 富山大学/三隅順子 秀明大学
B5判・330頁 2025.12刊 本体価格3,200円+税

 

母性看護学Ⅱ マタニティサイクル[Web動画付](改訂第4版)

編集 大平光子 周南公立大学/井上尚美 鹿児島大学/大月恵理子 順天堂大学/佐々木くみ子 鹿児島国際大学/林 ひろみ 植草学園大学

B5判・582頁 2025.12刊 本体価格3,800円+税

 看護学テキスト『NiCE母性看護学Ⅰ 概論・ライフサイクル(改訂第4版)』、『母性看護学II マタニティサイクル[Web動画付]』(発行:南江堂)が12月下旬に発売となります。
 

本書の特長

母性看護学Ⅰ 概論・ライフサイクル

 第1部「母性看護学の基盤」、第2部「生涯を通じた性と生殖の健康を支える看護」の2部構成とし、現代の世相を反映しながら要点を押さえて解説しています。

  •  第1部では、母性看護学の基盤となる理論・概念から、性をとりまく社会の現状、母子保健統計、関連法規、母子保健施策、また生殖に関する形態機能の基本的知識、専門職として念頭におくべき倫理的課題まで、母性看護の土台となる知識を網羅。図表を交えながら、わかりやすく解説しました。 
  • 第2部では、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの視点に立ちながら、女性のライフサイクル各期の特徴や健康問題、それらに対する看護のあり方を具体的に解説しています。第Ⅸ章「事例で学ぶウェルネス・アプローチでの看護の実践」では、8つの事例を紹介し、看護過程を展開しています。

母性看護学Ⅱ マタニティサイクル

  • 妊産褥婦および新生児への看護実践を行うために必要な知識として、アセスメントと援助の考え方、それを踏まえた看護の実際、Skill表を用いた看護技術を具体的に述べています。
  • 学生の理解を補完するための45本のWeb動画も収載!
  • 初学者でもイメージをもちやすいよう、妊娠期、分娩期、産褥期の各期の全体像を概観したうえで、経過に沿ってアセスメントと援助をていねいに解説しています。

第4版での改訂のポイント

母性看護学Ⅰ 概論・ライフサイクル

  • 母性看護をとりまく社会制度・社会情勢の変化を反映し、統計データ、関連法規、施策等を最新の情報に更新しました。
    例:「困難な問題を抱える女性支援法」、こども家庭庁の設立と少子化対策・子育て支援の拡充(産後パパ育休など)などを追加
  • 育児は母親と父親とで行うものという前提に立ち、第Ⅰ章「1-A. 母性とは」において「父性」という語の解説を追加しました。
  • 第Ⅰ章「3. 母性看護の基盤となる理論と概念」において、性にまつわる概念を整理しました。
  •  第Ⅱ章「性をとりまく社会と現状」に、「3. 性に関する教育の動向」を新設。日本における性に関する教育の現状、包括的性教育、プレコンセプションケアについて解説しました。

母性看護学Ⅱ マタニティサイクル

  • 『産科婦人科診療ガイドライン 産科編2023』および最新情報に基づき、全体的にアップデートしました。
  • Ⅰ巻と同じく、育児は母親と父親とで行うものという前提に立ち、第Ⅰ章「4. 妊娠期の親になっていく過程のアセスメントと援助」に、「父親になっていく過程のアセスメントと援助」を新設しました。
  • そのうえで、「夫婦/ カップル関係の再調整と援助」を見直し、「コ・ペアレンティング」の解説を追加しました。
  •  第Ⅱ章「分娩期の看護」に、排臨と発露の様子を示した動画を追加しました。
フリーイラスト