
看護学テキストNiCE 成人看護学 成人看護学概論(改訂第5版)
編集 林 直子/鈴木久美/酒井郁子
B5判・368頁 2025.3刊 本体価格 3,300円+税
B5判・368頁 2025.3刊 本体価格 3,300円+税
『看護学テキストNiCE 成人看護学 成人看護学概論(改訂第5版)』(発行:南江堂)が3月中旬に発売となります。本書は成人看護の基盤となる知識・理論をコンパクトに学ぶことができると好評を博しています。本書の特長と改訂のポイントは以下のとおりです。ぜひ手に取りご覧ください。
本書の特長
- 成人期にある人の身体・心理・社会的特徴を、個体としての成長発達の視点、および文化的・社会的環境の視点からとらえて解説しています。
- 成人期を、乳幼児期・学童期を経て青年期・壮年期・向老期を迎え、やがて老年期に至る存在と捉え、“世代をつなぐ ”成人への看護をコンセプトとしています。
- 成人看護を展開するにあたって重要な、今日の社会状況・健康動向、概念や理論、健康状態に応じた看護(急性期、回復期・維持期、慢性期、終末期の経過別)の基本について、図表を用いながらコンパクトに解説しています。
改訂のポイント
- 第Ⅱ章「3.日常生活スタイルの変化」(p.47~)の項目を整理し、薬物、ゲーム(インターネット)、ギャンブルと成人の健康との関係について解説を追加しました。
- 第Ⅲ章では、成人の健康にまつわるトピックスとして脳卒中・循環器病対策基本法に基づく循環器病対策(p.118~)や、今日の診断・治療・看護に深くかかわる遺伝と健康(p.160~)に関する解説を追加しました。
- 成人看護のための基本的な考え方、概念や理論を解説した第Ⅳ章において、ストレングス(p.183~)、喪失と悲嘆(p.201~)、意思決定(p.206~)、セルフ・エフィカシー(p.219~)、成人学習(p.223~)の項目に、理解を促す事例を追加しました。
- 第Ⅵ章では、「2.専門職間の連携と協働」(p.319~)をリニューアルし、特定行為研修制度(p.340~)の解説も追加しました。