
看護学テキストNiCE 緩和ケア(改訂第3版)
監修 梅田恵/射場典子
編集 林ゑり子/新幡智子/酒井禎子
B5判・330頁 2025.1刊 本体価格 3,200円+税
編集 林ゑり子/新幡智子/酒井禎子
B5判・330頁 2025.1刊 本体価格 3,200円+税
『看護学テキストNiCE 緩和ケア(改訂第3版)』(発行:南江堂)が1月中旬に発売となります。本書は緩和ケアの概念から、看護を提供するための実践的な知識までを網羅的かつコンパクトにまとめたテキストの改訂版となります。緩和ケアを“診断時からすべての病期にわたって行われるケア”として捉え、さまざまな場における緩和ケアについてわかりやすく解説しました。今改訂では、症状マネジメントを全人的苦痛の4つの側面から整理し直し、がん以外の疾患を有する人への緩和ケアに関する内容を充実させています。
本書の特長
- 緩和ケアの基盤となる考え方として、「緩和ケアにおけるコミュニケーション」「看護師のセルフケア」を追加しました(第Ⅱ章)。
- 緩和ケアの実際の章(第Ⅲ章)に、身体的苦痛、精神的苦痛、スピリチュアルペインへのケアに加え、新たに「社会的苦痛へのケア」の節を設けました。
- 事例をとおして緩和ケアを学ぶ第Ⅵ章に「誤嚥性肺炎」と「ALS」の事例が新たに加わるなど、がん以外の疾患(非がん疾患)への緩和ケアの内容が充実しました。
- さまざまな対象への緩和ケアとして、第Ⅳ章に「救急・集中治療領域における緩和ケア」を新設しました。
改訂のポイント
- 緩和ケアを、診断時からすべての病期にわたって治療と並行して行われるケアとして捉え、基本的な知識や実践方法について、初学者にもわかりやすく解説しました。
- 現在にいたる緩和ケアの発展の歴史を簡潔にまとめ、緩和ケアが行われるさまざまな場について紹介しました。
- 事例をとおして、さまざまな対象・場面における緩和ケアの実際を学ぶことができます。