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2024.02.05

『NiCE看護教育学(改訂第3版)』刊行のご案内

 

NiCE看護教育学(改訂第3版)
編集 グレッグ美鈴 名桜大学大学院看護学研究科 教授/池西悦子 大阪医科薬科大学看護学部 教授
B5判・322頁 2024.2刊 本体価格 2,800円+税


 看護学テキスト『NiCE看護教育学(改訂第3版)』(発行:南江堂)が2月初旬に発売となります。
 本書は“看護を学ぶ自分と向き合う”をコンセプトに、それまでになかった看護学生向けの「看護教育学」のテキストとして2009年12月に初版が刊行され、以来、多くの看護学生の学びに活用されてきました。このたび、“指定規則”の改正やICT教育の進展、世の中における多様性の尊重などの流れをふまえて、改訂第3版を刊行いたしました。

本書の特長

  • 看護学生が、看護師として、また一社会人として、自ら生涯にわたって成長できる素地を培うことを基本方針として編集。とくに第Ⅳ章「看護学教育の基盤」に、本方針のエッセンスが詰まっています。
  • 看護師になるにあたり、看護職の専門職性(第Ⅱ章)や、看護職がどのような制度・教育のもとに成り立っているか(第Ⅲ章)を理解できるよう構成しています。
  • カリキュラムや学習理論・学習方法、教育評価(第Ⅴ、Ⅵ、Ⅷ章)、臨地実習における教育・学習(第Ⅶ章)、欧米の看護学教育制度(第Ⅸ章)まで、看護教育の全般をコンパクトにまとめました。

改訂のポイント

  • 第Ⅲ章「看護教育制度」を中心として、全面的に情報更新を行いました。「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」第5次改正の内容を反映しています。
  • 第Ⅳ章「看護学教育の基盤」に、「ダイバーシティとインクルージョン」の節を新たに追加。「多様性」「包摂性」をキーワードに、看護職をめざす学生が、さまざまな人々と接するうえで携えておきたい、これらの考え方・あり方について、学習者の視点から理解が深められるよう、わかりやすくまとめました。
  • 指定規則の第5次改正で謳われた「情報通信技術(ICT)を活用するための基礎的能力を養う」ことを踏まえ、第Ⅵ章「学習理論と学習方法」に「ICTを活用した学習」の節を新設しました。
フリーイラスト